研究者としての態度

研究仲間と話すと、いつも、ああ、誠実な研究者になろうと思うのです。
たいして面白いことが言えなくても、作品や資料に誠実な研究者になりたいなあ、と思うのです。
作品や資料にひたすら誠実に向き合う研究者という意味です。

これって、簡単なようでいて、意外と長く続けていくうちには、難しいことなのかも知れない、とも思うのです。
地道に作品や資料に向き合うって、時間がかかるし、忍耐力もいる。

仕事していると、なにしろ時間が無い。その上、派手なことをやらなきゃいけなかったりもする。

でも、いくつになっても、キャリアを重ねても、初心の時のような真摯な気持ちでいたいと思うのです。論文を書く時も、活字にする責任感と勇気を忘れないようにしたい。
そして、研究には、しっかり時間をかけたい。


なかなか、そうもいかないときもあるけど。

自戒を込めて。

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